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2011年 05月 05日
資料紹介20 絵はがき集「摩耶山名勝」、赤西萬有堂、1935年頃? 摩耶山温泉ホテル時代の絵はがき集。各絵はがきは白黒写真に彩色を施したもの。発行は、裏面に 「KOBE AKANISI」と記されており、以前と同様に「赤西萬有堂」と考えられる。枚数は8枚だが、このうちマヤカンのものを含めた5枚は、以前に紹介したもの(摩耶観光ホテルについて15参照)と同一である。その時はバラの状態だったので、全体の構成は不明であったが、残り3枚を加えた8枚セットだったと想定される。また8枚のうち、6枚はこれも以前紹介した絵はがき集「摩耶山ケーブルカー CABLECAR ON MOUNT MAYA」にベースとなる白黒絵はがきが入っている(摩耶観光ホテルについて10参照)。なおはがきの裏面に、以下にも紹介する「神戸名物 まやケーブル 摩耶駅」(4枚)および「摩耶駅」(3枚)のスタンプ印がおされており(1枚は無印)、特に「摩耶駅」には「11.7.1」と年月日と思しき数字が記されている。このことから、この絵はがき集は1936(昭和11)年7月1日前後に購入されたか、販売されていたと推測される。 ![]() カバー表紙 ![]() 絵はがき1 (摩耶名勝)峻嶮のケーブルカー(Mayasan)Kebuka このベースとなった白黒絵はがきは、以前紹介した絵はがき集に入っていたもの(摩耶観光ホテルについて10参照)。 ![]() 絵はがき2 (摩耶名勝)頂上摩耶駅(Mayasan)Chiyojyo Mayaeki これは以前紹介したものと同一のもの(摩耶観光ホテルについて15参照)であり、また絵はがき集にあった白黒絵はがきがベース(摩耶観光ホテルについて10参照)。 ![]() 絵はがき3 (摩耶名勝)摩耶ホテル(Mayasan)Maya Hoteru 彩色されたマヤカン。これも以前紹介したものと同一のもの(摩耶観光ホテルについて15参照)。この絵はがきのみ、裏面にスタンプ印がない。 ![]() 絵はがき4 (摩耶名勝)小供遊園地(Mayasan)Yuenti 以前に紹介した通り、マヤカンの下部(南側)に存在した絵はがき集「野田山遊園地」の光景(摩耶観光ホテルについて15参照)。 ![]() 絵はがき5 (摩耶名勝)岐坂なる階段(Mayasan)Kaiban 天上寺の石段。これも以前紹介したものと同一であり、ベースとなった白黒版がやはり以前紹介した絵はがき集に存在。 ![]() 絵はがき6 (摩耶名勝)頂上の塔(Mayasan)Cuojyo Noto 天上寺多宝塔。これも以前紹介したものと同一であり、ベースとなった白黒版がやはり以前紹介した絵はがき集に存在。 ![]() 絵はがき7 (摩耶名勝)天上寺御本堂(Mayasan)Tenjoji Hondo 天上寺本堂。右手前が多宝塔、左手前が摩耶夫人堂で、背後の山が摩耶山頂部(奥の院)。以前紹介した絵はがき集にベースとなる白黒版が存在。 ![]() 絵はがき8 (摩耶名勝)奥の院(Mayasan)Okunoin 天上寺奥の院。以前紹介した絵はがき集にベースとなる白黒版が存在。 ![]() 絵はがき9 絵はがき裏面の「神戸名物 まやケーブル」印 ケーブル会社製作と思われるスタンプ印。下部に阪神電車の線路が描かれ、最寄り駅として大石駅がその中心に記されている(あたかも同駅がケーブル高尾駅と直結しているようだが、実際にはバス等を使用するほど離れていた)。中央にトンネル入りのケーブル線、上部に天上寺、そしてマヤカン(煙突から煙を出す建物)が描かれており、左側に「ホテル・食堂 遊園地 温泉・完備」と記されている。 ![]() 絵はがき10 絵はがき裏面の「摩耶駅」印 右側に天上寺の多宝塔および木立が描かれ、その下に「摩耶駅」と記されている。左下にケーブルカー、中央部には摩耶山から眺められる海(大阪湾・神戸港)、および淡路島か泉州の山塊が描かれ、その上に前述した「11.7.1」と記されている(1936(昭和11)年7月1日か?)。海には船のシルエットが描かれているが、あるいは観艦式に参加した軍艦とも考えられる(神戸沖での観艦式は1930(昭和5)年および36(昭和11)年の各10月に実施)。 # by nk8513 | 2011-05-05 01:52
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